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2024年07月05日

竹中大工道具館に行ってみた。

関西方面の工務店さん他におじゃまするために神戸に出かけました。

せっかくだから一度行ってみたかった竹中道具館に寄ることにしました。

竹中大工道具館 (dougukan.jp)

どこにある?

何と、新幹線新神戸駅北口を出て東に向かって徒歩5分。

少し坂を上ったところにありました。

数台の駐車場が横にあり無料、新緑のもみじの下を通って数段の階段の先に玄関があります。

とても風情のあるエントランスです。

大工道具や道具の歴史などが紹介されているところという漠然とした前情報で出かけましたが、

学べ、納得しとてもいいところでした。

ボランティアの方に丁寧に案内していただき、あっという間に2時間半たってしまいました。

 

最初、目に入ってくるのは奈良唐招提寺講堂の柱とその上部の組物の実物大の再現です。

約1300年前の大工技術が手に取るように確認できます。

 

見学した中で目に止まったのが、ヨーロッパや中国などとの道具の種類や使い方の違いの展示でした。

違いが生れた一つの要因として、その国の木材の特徴にあわせ道具や使い方が発達したとのこと。

のこぎりやかんなを押すのか引くのか等の違いもその辺が影響しているとの説明でした。

やはり、説明者抜きで見学するのではなく、説明を聞き、質問し納得しながら回ることは必須です。

2倍に興味が湧き記憶に残りますね。

それぞれの道具違いも比較できるように展示してありますので、更に興味が湧きます。

 

 

建築をやっている人たちはもちろんですが

それよりも「子供たちに見せたいなー」と思いました。

また、他の職人さんたちの道具や技術がこのような環境、規模のなかで紹介されたら

説得力があるなぁと感じました。

ここは、財団法人が運営しているようですがなかなかこのレベルの場所づくりは難しいように思います。

ありがたいですね。

体験教室の場もあります。

 

とても生きやすい場所にありますので、是非子供たちをつれて、また

若者同士でも出かけてほしい場所だと思いました。

もちろん、職人さんたちには是非、行って欲しいです。

お土産に買ってきた「かんな」を模した鉛筆削りです。¥500円。

 

お願いです。

このような場所あるよ、という情報お寄せください。

紹介させていただき皆さんで共有して行きたいと思います。