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2026年06月04日NEW

島田市長訪問

職人さんのご家族を応援したいと始めた絵本「絵ことばシリーズ」が

足かけ4年で6巻目、「建具やさん編」までが発刊できるようになりました。

 

そこで、静岡県島田市の3か所の図書館にここまでの6巻を寄贈させていただきました。

そのようなこともあり、島田市染谷市長様にご報告を兼ね、ご挨拶に伺いました。

島田市で建具屋さんを営む伊藤建具店の伊藤さんにも一緒に行っていただきました。

お茶と木の町、島田市。

製材所も建具屋さんも木工製品をつくる作業所もたくさんありましたが、

現在、残っているところはわずかになってしまいました。

 

でも、染谷市長様は力強く、これからは手に職の時代であることを話されました。

AIが多く産業の支える一方、仕事や雇用の在り方が大きく変化していく。

だからこそ、AIにできない人の手によるものづくりの

価値やニーズが高まっていく、と強調されました。

 

産官学連携は、今、新たな局面を迎えているように感じます。

これまでの産業、行政、教育・研究機関による連携に加え、

一人ひとりが主体的に活動し、発信できる時代になりました。

職人さんたちの発信も増えているように感じます。

 

もちろん、発信することには得意な人もいれば、苦手な人もいます。

また、さまざまな事情から発信できない人や、あえて発信を選ばない人もいます。

しかし、ともすると私たちは、その違いを誰かを評価する物差しにしてしまうことがあります。

だからこそ、それぞれの違いを認め合い、互いの強みで補い合いながら、一つの調和を生み出していくことが大切なのだと思います。

 

個人は自らの経験や想い、技術を活かして行動する。 学はその活動を研究や理論によって支える。

産はそれを形にし、社会へ広げる。 官は制度や仕組みによって支え、守る。

それぞれが異なる役割を担いながらも、対等な立場でつながること。

以前、このようなことが求められているのではとアドバイスいただいたこともありました。

 

ゆるくフラットにつながり、それでいてそれぞれの力が響き合う社会。

特に、優れた技術を持ちながら発信が苦手な地域の職人さんたちであっても、それぞれの持つ力を十分に発揮し、

その技術や想いが埋もれることなく次の世代へ受け継がれていく。

出来るだけ無理がなく新たな連携と仕組み、そして「場づくり」が各地で息づいていく。

 

一人ではできないことも、互いの強みを持ち寄れば実現できる。

よく言われてきました。

個人が自らの経験や想いを活かして活動できる時代。

でも、一人が動き出すことは簡単でないことも実感します。

忙しい日々、あるいは不安や迷いを抱えながら、それでも踏み出した一歩には大きな意味があると思いながらも。

そして、その一歩を受け止め、つなぎ、広げていく思いやりの産官学連携が受け皿になってもらえたら。

島田市役所の3階まで続く階段には、左官屋さんが島田市特産のお茶をイメージして仕上げてくれた壁があります。

この階段を利用する方はそれほど多くありません。

そんな階段ですが上りするとき、いろんな人とすれ違います。

「息が切れます」「こんにちは」時には、「いい壁ですよね」と声をかけてみます。

すると、声が、笑顔が返ってきます。

 

非、7月5日にご参加いただき、アドバイスいただけたら幸いです。

「建具やさん編」発刊記念イベント開催 7月5日(日) | 職人さんの汗と夢

初めてですので、失敗もあるかもしれませんが宜しくお願い致します。