「父さんは水と空の職人」の感想です。
常日頃、職人さん方の技術・専門知識に助けられることばかりで、尊敬しております。
私の父もブロックの職人でした。
絵本の中のなっちゃんのように、かっこいい、とは思ったことがなかったのですが
おそらく収入が不安定で雨の日は仕事にならないことから母が結婚するなら安定した仕事の人と、と言っていたからかもしれません。
職人さん応援 絵ことば
絵本を見てまず思ったのは、職人さんを誇りに思う気持ちがあたたかく、職人さんたちの価値を高めて
より尊敬する気持ちになりました。
その道のプロ
私の子供時代とは時代も変わりました。
施工も技術も大きく進歩している中、瓦職人さんは絶対必要。
この絵本を通じて職人さんご自身も、家族も誇りをもち、そしてその職種につきたいと将来を描く人が
誕生してくれることを願います。
今なら、父の仕事の技術や魅力など関心を持って聞いてみたい、という気持ちです。
もうかないませんが。
関係のない話ですが。。。職人さんの道具を見るのが大好きなんです。現在自宅をリフォーム中。整然と並べられた大工道具を眺めながら
夜掃除をするのが最近の日課です。
石川 様
書籍はいろいろな方に見てもらっていて好評です。ブログで書かれている通り、今は一度違う仕事を経験した人が職人の道を目指すことが多いです。
職人の仕事が見直されていると感じます。
社会人経験がある人が職人になると視野が広く、現場での対応も含めて幅広くできる人が多いのでこちらも助かっています。
いろんな人に建築の職人の仕事の良さを伝えていきたいです。
原田 様
・絵は柔らかい表現ができていて、きれいで、いいですね。
いくら技術的な、理屈の文章を重ねても絵からくる表現には叶わないように思うことも確かです。
職人さんへの感謝が込められていることがよくわかる絵本だと思います。これはこれで
申し分ないのですが、
一方、ベースにあるお父さんの仕事を息子さんが誇りをもって継承することと
建築業界が直面する職人が足りない問題とは、違うと感じてしまいます。
息子か娘か?という性別のこともありますし、
個人的には、前の職人問題につなげようとするならば
「モノづくりが楽しい」、「人から感謝される」、「頑張れば一定の生活ができる収入が得られる」
そんな環境はなんなのか?を紐解く必要があるように思います。
谷 様
I liked it. It was interesting to learn about tiled roof houses in Japan.
The story of the artisan is told through the eyes of his grandson. I think it was quite well done, and with the pictures it would be even better.
I was able to learn something new from the story.
Thank you
T&y 様
今日、たまたま玄関先にいて、郵便配達さんから直々にスマートレターを受け取りました。
偶然とはいえ、でき過ぎ!
早速、本を取り出して拝読しました。
ページを繰りながら、なっちゃんになったような気分、ページを閉じたあとは心地良い余韻にひたりました。
「ことば」と、「絵」が、ぴったり。
装幀も、限定した色遣いも素敵です。
この本を手に取った人は、みなハッピーになると思います。
寺井 様