2024年04月23日
創業100年を迎えた久保田建装㈱様
創業100年を迎えられ、職人の歴史を刻む。
昭和初期は大型スチール建造物が増えていく時代でした。
鉄橋や鉄塔などその鋼製建造物は大きくそして高さもあります。
その塗装を手掛けてきたのが訪問させていただいた久保田建装㈱様です。
ちょうど創業100年を迎えられ、歴史ある企業です。
素敵な記念リーフレットを頂きました。
上の写真をよく見ると、トラス橋の各所に職人さんたちがそれぞれポーズを
とっているのが見えます。
明治、大正、昭和と鉄道や車の発展と共に鉄橋が増えていきました。
そしてその多くは100年を超えながら今に残るものが数多くあります。
そしてそれは風景にもなって、私たちを魅了しています。
そのまま置けば錆びついて朽ちてしまうスチール製のインフラです。
錆から守り、時には色の変化でイメージチェンジさせ、大事なインフラだけでなく
地域の風景を支えてきたのは
塗装職人さんたちの汗と夢と誇りです。
感動させられます。
現在は、塗装業はもちろんのこと新たな事業への挑戦を重ねられています。
全国塗装業会へ今回の活動をどのように展開したらいいものかと模索していたところ
久保田建装㈱大石社長様をご紹介いただき、ご挨拶に伺うことになったのでした。
絵本がつなぐご縁と希望
お会いすると既に絵本を手元に置き、目を通して下さっていました。
そして、趣旨にご理解いただくと共に絵本の内容にも共感したとの
第一声にとてもうれしかったです。
塗装屋さん編は、最初に手掛けた職人さんのご家族を応援する絵本です。
作り様が職人さんの現実を伝えるというより、すこしメルヘン調になってしまった感があり
どのように感じて頂けるのかなぁの不安もありました。
でも、
「このような絵本で職人さんを応援してくれてありがたい。
この内容で伝わるものがある。今朝も社内でそのような話をしたばかりです。」
のことばにほっとするとともに新たな希望と責任を強くしました。
更にうれしいことに、50冊購入していただき
職人さんやグループ関係者に渡してくれるとのことです。
絵本がなければこのようなつながりをつくることはできません。
目標は10の職人さん。20000冊。
がんばります。